馬刺しってどういう風に調理したらいいのかわからない!そんな方に、 馬刺し専門店の店長が、間違いなく美味しく食べれる方法を詳しくご紹介いたします。
馬刺しをおいしく食べるために
馬刺しを解凍する際に、半解凍までにすべし。 馬刺しをカットするときに肉の目を断つように切るべし。
おいしい馬刺しの解凍方法
なぜ半解凍じゃないとだめなの??図を使って詳しく説明いたします! 下の図Aが完全解凍の馬刺し、図Bが半解凍の馬刺しです。
おいしい馬刺しのカット方法
実際にカットしてみましょう。
一目瞭然ですね…。
どうして半解凍?
カットしずらくなるから
図Aのように完全に解凍してしまうと、包丁が思うように入らないので切りづらくなります。また、切り口がぐちゃぐちゃになったり、切るときに強く抑えてしまうので、形がつぶれてしまいます。この後の盛り付けに影響してくるのと、最悪怪我の原因にもなりかねないので、半解凍のほうが良いのです。
ドリップが出るから
先ほども述べましたように、完全に解凍してしまいますと、包丁が入りづらく強く抑えなければいけません。そうすると、ドリップが出てしまい、味の質が落ちるだけでなく、見た目も悪くなってしまうため、完全解凍ではなく半解凍を推奨しています。
ドリップとは?
一見血のように見えますが、実は肉の組織液。主にたんぱく質、ビタミン、旨み成分等が含まれている。
半解凍ってどのくらい?
目安として冷蔵庫で3~4時間自然解凍させるのが望ましいです。 室温だと溶けすぎてしまうのと、鮮度が落ちてしまうので気を付けてください。